Legacy-Note

DTMの話です。 各楽器が必要以上に分離しすぎていてまとまりが無いという場合、マスタリング(2mix以降の処理)でそれを修正することは可能ですか?それともmix段階の問題でしょうか。
まず分離しすぎて音がまとまらない状態、というのはどういう状態か考えなおしてみましょう。
これはいくつかの場合に分けられるので書き出してみます。
大体、
・音量差がありすぎる
・楽器の間がスカスカ
・アンビエンスがなじんでいない
・楽器間のダイナミックレンジの差がありすぎる
(歪みの量が違いすぎる等も)

といったところでしょうか。
ここで回答になりますが2mixの状態からこれらの症状を緩和することはできます。
が、限度があるのは想像できると思います。

・音量差がありすぎる
ちょっとした差ならコンプでまとめきるのが良い結果を生みます。
音量が大きい楽器にしっかりかかるようアタックとリリースを調整しましょう。
差がさらに大きい場合EQで処理をしていくことになります。
楽器は全帯域をカバーしているわけではありません。
2つの楽器が合って片方が明らかに大きい場合でも全帯域が
大きいということはほぼありません。
二つの楽器の音量が等価か逆転するところがありますので
そこをブーストします。音量大きいほうの楽器がないところをついても駄目です。
なぜか楽器の音量差が埋まった感じにはなりません。
経験的な話になりますが
人間は各帯域の合算でものを見てるらしいことがこの原因だと思っています。

・楽器の間がスカスカ
これもコンプをかけて症状が緩和されます。
でなければリバーブかサチュレーターを使って
スカスカになってる帯域に倍音を詰め込むと良いです。

・アンビエンスがなじんでいない。
一番厄介なケースですが良くあることだと思います。
ウェットなのに妙に分離していることがあります。
大体これが原因です。
これもコンプをかけても良いですが
EQでいじる方法があります。
複数の境界の帯域をカットするのです。
違和感のある帯域をカットすることで素直な感じになると思います。
もし箇所が多ければ最低の方法ですが
上からサチュレーターを少し強くかけるのが良いでしょう。
(いわゆるソフトクリッパーです)
このくらいになると本来2mixでは対処が難しいところです。
それでもさらに上を、という場合は全てのパラメーターの設定をなるべく自然に
という意識でやるしかありません。

・楽器間のダイナミックレンジの差がありすぎる
(歪みの量が違いすぎる等も)
これも厄介でかつ良くあります。
本来どうしようもないのですが
実験的な要素が好まれるジャンルだと
割と普通に意図してなされるのでそこからヒントをもらいました。
つまりは最初っからそういう風なものだと思わせられればいいのです。
中心的なやり方だとわずかなEQのブーストやコンプの歪みを使って
アタックにニュアンスをつけてやります。
きちっと制動してその他ローカットなどの処理をきっちり行うと思いのほか
しょぼくは聞こえません。


MIXや録音で以上のことを踏まえれば大分全体としてコントロールをしやすいと思います。

DTMの話です。 各楽器が必要以上に分離しすぎていてまとまりが無いという場合、マスタリング(2mix以降の処理)でそれを修正することは可能ですか?それともmix段階の問題でしょうか。 - ukoboneインタビュー